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「スーパー・エルニーニョ」で最大45万1,000人死亡の恐れ、専門家が警告
シカゴ大学のクライメート・インパクト・ラボ(Climate Impact Lab)の報告書によると、現在発生しているスーパー・エルニーニョにより、2026年6月から2027年2月までの最初の9か月間に、通常の年と比べて推定45万1,000人の追加の熱関連死が発生する可能性がある。
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- 公開
- 2026/09/27 6:25

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シカゴ大学のクライメート・インパクト・ラボ(Climate Impact Lab)の報告書によると、現在発生しているスーパー・エルニーニョにより、2026年6月から2027年2月までの最初の9か月間に、通常の年と比べて推定45万1,000人の追加の熱関連死が発生する可能性がある。

シカゴ大学のクライメート・インパクト・ラボ(Climate Impact Lab)の報告書によると、現在発生しているスーパー・エルニーニョにより、2026年6月から2027年2月までの最初の9か月間に、通常の年と比べて推定45万1,000人の追加の熱関連死が発生する可能性がある。このうち、今後6か月間に23万9,000人が死亡する恐れがあるという。これらの死者数は、通常の暑さによって発生する死者数とは別に生じるものとされている。
報告書は、エルニーニョが2027年春まで続くと予想されているため、推定死者数はさらに増加する可能性があると警告している。
新たな研究によると、現在太平洋で発生している強力なエルニーニョ現象は、世界で数十万人規模の熱関連死を引き起こす可能性があり、特に発展途上国が大きな影響を受けるとみられている。エルニーニョは、熱帯太平洋の海水温が自然に上昇する現象で、世界各地の気象に影響を及ぼし、一部の地域では極端な高温や干ばつを、別の地域では大雨や洪水をもたらす可能性がある。今回の現象は、観測史上最も強いエルニーニョの一つとなる可能性がある。シカゴ大学など複数の機関が参加する研究グループ、クライメート・インパクト・ラボは今週発表した報告書で、2026~27年のエルニーニョに伴う極端な高温により、世界で45万1,000人の追加死亡が発生する可能性があると指摘した。
影響はグローバルサウスに極めて集中すると予想されている。研究者らは今後6か月間に、アフリカのサヘル地域で6万6,800人の追加の熱関連死が発生すると予測しており、その内訳はナイジェリアで3万1,400人、スーダンで1万7,500人となっている。インドネシアではさらに1万9,300人、インドでは1万5,800人、ブラジルでは1万3,300人の死亡が見込まれている。米国では、9月から2月までの間に約3,500人の追加の熱関連死が発生する可能性がある。
クライメート・インパクト・ラボの共同創設者でシカゴ大学教授のマイケル・グリーンストーン氏は、予測される被害の規模を理解するのは難しいかもしれないと述べ、「親と子ども、祖父母と隣人」を表す数字であることを強調した。
この警告は、8月が世界で観測史上最も暑い月となり、世界の平均気温が16.96度に達したとされる中で発表された。欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービスによると、西ヨーロッパでも観測史上最も暑い夏となった。研究者らは、現在のエルニーニョに伴う気温は、地球温暖化が続く今後20年間に、より頻繁に見られる可能性のある気象条件の一端を示していると指摘している。