Environment
なぜアルゼンチンの海は突然、沖へ引いていったのでしょうか?
アルゼンチンの海岸都市マル・デル・プラタで、海の水が異常なほど沖へ引いていく様子を撮影した動画が、SNS上で拡散されています。
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- 公開
- 2026/09/10 7:37

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アルゼンチンの海岸都市マル・デル・プラタで、海の水が異常なほど沖へ引いていく様子を撮影した動画が、SNS上で拡散されています。

アルゼンチンの海岸都市マル・デル・プラタで、海の水が異常なほど沖へ引いていく様子を撮影した動画が、SNS上で拡散されています。
海水が大きく後退したため、普段は海の中にある岩や海岸の一部が姿を現しました。そのため、一部のSNS投稿では「アルゼンチンの海が干上がった」と主張されています。
しかし、ファクトチェックの報道によると、動画に映っている現象そのものは実際に起きたものの、海が干上がった、あるいは永久に消えたという主張は誤りです。
専門家によると、この異常な海水の後退は、強い風、大気圧の変化、そして非常に低い潮位が重なったことで、一時的に海水が海岸から沖へ押し流されたことが原因です。
この現象は「気象低潮」または「ウィンド・セットダウン」と呼ばれます。海岸から沖に向かって強い風が吹くと、海面の水が沖へ押し出され、海が通常よりも大きく後退したように見えることがあります。
また、今回の現象が津波によって引き起こされたという証拠はありません。その数時間後には、海水は徐々に通常の水位へ戻りました。
つまり、SNSで拡散された映像は実際の現象を捉えたものですが、「アルゼンチンから海が消えた」という主張は事実ではありません。これは、気象条件と潮汐条件が重なって起きた一時的な自然現象でした。