シリアでの原子炉建設が確認される
報告書によると、国連の核査察官はシリア国内の関連施設を訪問し、デリゾールの現場で最近の掘削作業によって発見された冷却システムの基礎設備を調査した。査察官によれば、これらの設備は原子炉を冷却するために使用される設計と一致しているという。
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- 公開
- 2026/09/07 12:44

報告書によると、国連の核査察官はシリア国内の関連施設を訪問し、デリゾールの現場で最近の掘削作業によって発見された冷却システムの基礎設備を調査した。査察官によれば、これらの設備は原子炉を冷却するために使用される設計と一致しているという。

報告書によると、国連の核査察官はシリア国内の関連施設を訪問し、デリゾールの現場で最近の掘削作業によって発見された冷却システムの基礎設備を調査した。査察官によれば、これらの設備は原子炉を冷却するために使用される設計と一致しているという。
これは、2007年9月にイスラエルによる空爆で破壊された施設と同じものである。イスラエルは長年、この場所で秘密裏に核反応炉が建設されていたと主張してきた。今回の国際原子力機関(IAEA)の最新報告書は、その主張を裏付けるさらなる証拠を示している。
調査は主要施設だけにとどまらなかった。査察官は、同じ核計画と実質的に関連していたとされる3つの追加施設も特定した。報告書によると、これらの施設は核燃料の製造、関連物質の保管、さらに将来的な使用済み核燃料の再処理に関する活動のために使用されるか、その準備が進められていたという。
報告書の重要な発見の一つは、別の施設で約73トンの未申告の天然ウラン金属が燃料棒の形で存在していたことが確認されたことである。この核物質について、シリアはこれまでIAEAに正式に申告していなかった。
IAEAによると、このウランは現在、国際的な保障措置(セーフガード)の下で管理されている。これは、核物質の存在、量、そして潜在的な用途について国際的な監視を確保することを目的としている。
今回の進展は、シリアの旧政権時代の核計画をめぐり、約20年にわたって続いてきた疑問との関連で、非常に重要な意味を持つとみられている。2007年にデリゾールの施設が破壊された後も、ダマスカスは同地で秘密の核反応炉が建設されていたとの見方を繰り返し否定してきた。
ただし、今回の最新情報は、IAEAの機密報告書に記録された査察官の調査結果に基づくものである点に注意が必要である。報告書で示された証拠は、バッシャール・アル=アサド前政権の時代に関するものであり、現在のシリア政府による新たな核計画を意味するものではない。