Technology · パキスタン
カラチの医薬品イノベーションハブが必須ワクチン製造でWHO国際認証を取得
最先端のバイオクリーンルームと自動バイアル充填ラインにより、手頃な価格の必須医薬品供給を拡大。
- Author
- ニュースタイム・パキスタン編集部
- Bureau
- カラチ支局
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- 公開
- 2026/03/08 13:20

Technology · パキスタン
最先端のバイオクリーンルームと自動バイアル充填ラインにより、手頃な価格の必須医薬品供給を拡大。

パキスタン医薬品規制庁は、カラチ市内に新設された最先端バイオ医薬品製造コンプレックスが世界保健機関(WHO)の事前適格(Pre-qualification)認証を取得したと発表しました。本施設は小児用必須ワクチンやインスリン、救急点滴液の国産化を果たします。
従来の海外輸入バイオ医薬品への依存は、為替変動やグローバルサプライチェーン停滞のリスクに晒されていましたが、完全滅菌の国産製造基盤が整備されたことで公立保健機関への手厚い医薬品供給が保証されました。
クラスAラミナーフロー環境下で稼働するロボット充填ラインは、人為的汚染リスクゼロで1日あたり10万用量の滅菌用量を処理します。
高度品質管理ラボには高速液体クロマトグラフィー(HPLC)や質量分析計が完備され、バッチごとの生体同等性と化学的純度が厳密に検証されています。

国内医科大学との共同研究協定により、慢性腫瘍疾患や自己免疫疾患向けバイオシミラー(バイオ後続品)の手頃な価格での開発が進められています。
公的医療機関向けに従来の約半額でのワクチン給付協定が締結され、国家保健予算の節減に貢献しています。
400名以上のバイオ化学者、生化学者、製薬エンジニアが採用され、高度研究・品質保証部門で活躍しています。
中央アジア、アフリカ、中東の公衆衛生プログラムへ向けた必須ワクチンの輸出ライセンスも取得されました。

国際保健機関のデリゲートは、自国での高度医薬品製造能力の確立を自立的保健安保の金字塔として高く評価しています。
カラチのバイオ医薬品ハブの認証取得は、命を救う必須医薬品の完全国産自給へ向けた歴史的な達成となっています。