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ニュージーランドの元首相ジャシンダ・アーダーン氏、シドニー大学に着任
ニュージーランドの元首相ジャシンダ・アーダーン氏がシドニー大学に着任した。同氏は学生たちに「思いやりのあるリーダーシップ」について講義を行い、指導や助言を提供する予定だ。
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- 公開
- 2026/10/28 6:01

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ニュージーランドの元首相ジャシンダ・アーダーン氏がシドニー大学に着任した。同氏は学生たちに「思いやりのあるリーダーシップ」について講義を行い、指導や助言を提供する予定だ。

ニュージーランドの元首相ジャシンダ・アーダーン氏がシドニー大学に着任した。同氏は学生たちに「思いやりのあるリーダーシップ」について講義を行い、指導や助言を提供する予定だ。
大学は、46歳のアーダーン氏が今月、この職務に就くと発表した。火曜日に公表された声明によると、今回の役職はフルタイムの教職ではないという。
アーダーン氏は今年初め、夫のクラーク・ゲイフォード氏と娘のニーブさんとともにシドニーに移住した。一家は市内のノーザン・ビーチズ地区に住宅を購入した。
アーダーン氏は2017年、37歳でニュージーランド第40代首相に就任し、2023年1月まで務めた。在任中、2019年のクライストチャーチのモスク銃撃事件、多数の死者を出したワカリ/ホワイト島の火山噴火、新型コロナウイルス感染症のパンデミックなど、数々の重大な危機に対応した。
パンデミックへの対応によって国際的な評価を得た一方、感染対策の規制や経済的な圧力は、任期終盤における国内での支持低下に大きく影響した。アーダーン氏は2023年1月に辞任を表明した。
シドニー大学は、アーダーン氏の活動について、思いやりのあるリーダーシップや、国際的な視野と価値観に基づくリーダーシップの新たな手法を発展させることに重点を置くと説明した。
また、公平性、包摂性、ウェルビーイングを重視しながら、世界的な公衆衛生上の課題に取り組む新たな方法を探るほか、社会的結束と市民の信頼の促進にも取り組むという。
アーダーン氏は、シドニー大学医学・健康学部の公衆衛生学部門に所属する予定だ。また、シドニー・ポリシー・ラボや、大学全体で進められている取り組みについて、副学長室と連携して活動する。
担当業務には、特別講義、マスタークラス、学生へのメンタリングなどが含まれる。
着任にあたり、アーダーン氏は次のように述べた。
「シドニー大学に加わることができ、大変うれしく思います。首相を退任して以来、私は特にリーダーシップという課題に関心を向けてきました。世界が直面する数多くの課題に取り組むために必要なリーダーシップを、どのようにより効果的に支え、育んでいけるのかを考えています。
優れた学生や教職員、そしてシドニー大学の幅広いコミュニティーの皆さんと協力し、経験を共有しながら、地域社会により良い形で貢献する方法や、今日、多くの人々が直面している問題の解決に役立つ方法を模索し、発展させていくことを楽しみにしています」
シドニー大学のマーク・スコット学長兼総長は、アーダーン氏の着任を歓迎し、公共奉仕に対する同氏の姿勢を高く評価した。
スコット氏は次のように述べた。
「ジャシンダ・アーダーン氏をシドニー大学に迎えることができ、大変うれしく思います。私は以前から、同氏が公の場で示してきた勇気と人間性を高く評価してきました。
学生たちにとって、アーダーン氏から学べる機会は非常に貴重です。元首相と接するだけでなく、公的なリーダーシップや奉仕について多くの経験と知見を共有できる、思慮深い教育者から学ぶことができるからです。
同氏の貢献は、公衆衛生、公共政策、そして大学全体で進めている取り組みをさらに充実させるでしょう」
政界を離れた後、アーダーン氏はハーバード大学でフェローシップを受け、2024年にはオックスフォード大学のブラバトニック公共政策大学院で特別フェローに就任した。
さらに、思いやりのあるリーダーシップに重点を置くフェローシップ・プログラム「フィールド(Field)」を設立したほか、オンライン上の過激主義や人工知能(AI)に関する活動も続けている。