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イタリアで抗議デモ:市民の要求、警察の対応、首相の反応
イタリア各地で、インフレの上昇、家賃の高騰、教育への公的支出の不足に抗議するため、数千人の学生、労働者、労働組合員が街頭に繰り出した。10月30日(金)、国内40以上の都市でデモが行われた。
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- 公開
- 2026/10/31 19:05

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イタリア各地で、インフレの上昇、家賃の高騰、教育への公的支出の不足に抗議するため、数千人の学生、労働者、労働組合員が街頭に繰り出した。10月30日(金)、国内40以上の都市でデモが行われた。

イタリア各地で、インフレの上昇、家賃の高騰、教育への公的支出の不足に抗議するため、数千人の学生、労働者、労働組合員が街頭に繰り出した。10月30日(金)、国内40以上の都市でデモが行われた。抗議参加者らは、賃金の引き上げ、公共サービスの改善、生活費高騰への対策を求めた。また、軍事支出を増額し、紛争地域への武器輸送に港湾施設を使用することを認めるジョルジャ・メローニ首相の政府方針にも反対した。
全国規模のデモは、労働組合「USB(Unione Sindacale di Base)」が呼びかけた24時間のストライキの一環として実施された。大半の地域では抗議活動は平和的に行われたが、一部の都市では警察とデモ参加者の間で緊張が高まった。警察は複数の場所で放水車を使用し、群衆を解散させて秩序の回復を図った。イタリアのANSA通信によると、群衆が議会に向かって進もうとするのを警察が阻止する過程で、8人が拘束された。
今回の抗議運動では、学生たちが重要な役割を果たした。学生らは長年にわたり、教育への政府支出の拡大、授業料の引き下げ、手頃な価格の学生向け住宅の確保を求めてきた。イタリア各地の複数の都市では、学校や教育機関で学生による抗議活動が行われた。
ローマでは、21歳の大学生ベアトリーチェ・チリッリさんがAFP通信に対し、学生たちはもはや高額な授業料や家賃を負担できず、親にもさらなる経済的負担を強いていると語った。彼女によると、ローマで学生が部屋を借りる場合、月額1,200ユーロに達することもあるという。
首都ローマでは、数千人のデモ参加者が中央駅であるテルミニ駅から行進を開始した。行進には2台のトラクターと1台のタクシーも参加した。旗や横断幕を掲げた抗議参加者らは、コロッセオの前を通りながらスローガンを唱え、政府に要求の実現を迫った。
あるデモ参加者グループは、「爆弾ではなく、もっと多くの住宅を」とのスローガンを掲げた。また、一部の参加者は、ガザへの爆撃が続く中、恐怖にさらされながら暮らす民間人の苦境を描いた短い演劇形式のパフォーマンスも行った。
港湾都市ジェノバでも大規模なデモが行われた。港湾労働者、学生、その他の抗議参加者ら約1万5,000人が港湾地区に集まった。彼らの要求は、インフレや賃金問題にとどまらなかった。紛争地域への武器輸送に商業港を使用することにも反対した。
デモ参加者らは、湾岸地域から黒海に至る紛争に巻き込まれた船員たちの死亡について懸念を表明した。彼らは、戦争のための武器輸送に商業港を使用すべきではないと主張した。