Technology · パキスタン
メインライン1号線の線路近代化によりカラチ港からの貨物輸送スピードが大幅向上
重軌条化、自動信号システム、大型機関車の導入により、港湾部から内陸部への物流所要時間を半減。
- Author
- ニュースタイム・パキスタン編集部
- Bureau
- イスラマバード支局
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- 公開
- 2026/03/13 13:20

Technology · パキスタン
重軌条化、自動信号システム、大型機関車の導入により、港湾部から内陸部への物流所要時間を半減。

パキスタン鉄道は、カラチ港とムルターン、ラホール、ラワルピンディなどの内陸物流ハブを結ぶメインライン1号線(ML-1)の初期改修工事を完了しました。重荷重対応のコンクリート枕木や自動信号システムが整備され、高速コンテナ輸送が可能となりました。
従来の老朽化した線路では貨物列車の最高速度が時速65キロに制限されていましたが、軌道強化により最高時速120キロでの安全運行が実現しました。
カラチ港からラホール内陸港までのコンテナ輸送所要時間は、48時間から24時間未満へと短縮され、製造業や農産物輸出のサプライチェーンが飛躍的に加速しました。
主要な踏切90箇所には自動遮断機とレーダー型障害物検知センサーが配備され、衝突事故リスクが排除されました。

回生ブレーキを備えた新型ディーゼル電気機関車の導入により、輸送トンキロあたりの燃料消費量が22%削減されました。
長距離トラック輸送と比較して格段に低安い鉄道運賃が実現し、主要国道上の大型トラック混雑が緩和されています。
カラチとラホールの指令センターでは、GPSテレメトリーを用いて全列車の運行位置がリアルタイムで追跡されています。
主要工業団地へ直接引き込まれる産業専用線の建設も現在進行中です。

物流経済のアナリストは、高規格な鉄道網の整備が国の貿易量拡大と産業コストの削減に不可欠であると強調しています。
ML-1号線の近代化はパキスタンの輸送インフラを刷新し、全産業の生産性を高める主要な牽引車となっています。