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パラグアイ最大のデジタル銀行が経営破綻、大統領が辞任
南米パラグアイのサンティアゴ・ペーニャ大統領は、約300万人の預金が引き出せなくなる銀行危機を受け、木曜日に辞任した。大統領に抗議するため、怒りを募らせた数千人の市民が街頭に繰り出した。
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- 公開
- 2026/11/06 20:40

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南米パラグアイのサンティアゴ・ペーニャ大統領は、約300万人の預金が引き出せなくなる銀行危機を受け、木曜日に辞任した。大統領に抗議するため、怒りを募らせた数千人の市民が街頭に繰り出した。

南米パラグアイのサンティアゴ・ペーニャ大統領は、約300万人の預金が引き出せなくなる銀行危機を受け、木曜日に辞任した。大統領に抗議するため、怒りを募らせた数千人の市民が街頭に繰り出した。凍結された預金には、高齢者や年金受給者の資金も含まれている。
これに先立つ2日前、パラグアイ中央銀行は、深刻な資金不足に陥っていたウエノ銀行(Ueno Bank)の管理権を掌握した。中央銀行は、この措置について、預金者の資産を保護し、国内の銀行システムを守るために必要だったと説明した。
銀行危機は国民の間に広範な怒りを引き起こしている。木曜日には、数千人の抗議者が国会議事堂の前に集まり、「私たちのお金を返せ」と声を上げた。それ以前の抗議活動でも、警察とデモ参加者の間で衝突が発生していた。警察は群衆を解散させるため、催涙ガスを発射し、放水車を使用した。
この危機は多くの家庭に深刻な影響を及ぼしている。21歳の学生アンドレス・マルドナド(Andrés Maldonado)氏は、家族にはもうお金が残っていないと語った。同氏は大統領を犯罪者と呼び、刑務所に送られるべきだと述べた。
26歳のナディア・ゴンサレス(Nadia González)氏は、初めての住宅を購入するための融資が銀行から承認されたものの、資金が実際には支払われなかったと説明した。その結果、現在は住む場所がないという。火曜日と水曜日には、預金を引き出そうとする顧客が銀行支店の外に長い列を作った。
一方、国会議員らは木曜日、ペーニャ大統領に対する弾劾手続きを開始することを全会一致で決定した。同大統領は、銀行に関する不適切な判断を下したことや、自らの立場を利用して個人的な利益を図ったことなどを追及されている。ペーニャ氏はウエノ銀行を支配していた企業グループの株式を保有していたが、昨年その株式を売却していた。
危機が深刻化する中、ペーニャ大統領は中央銀行のカルロス・カルバリョ総裁に辞任を求めた。カルバリョ氏はその後、辞任した。また、ペーニャ氏は5日以内に預金者の資金を返還すると約束したが、この表明によって国民の怒りが和らぐことはなかった。
状況が悪化する中、大統領はソーシャルメディアに投稿した動画を通じて辞任を発表した。同氏は、国民の信頼を裏切る意図はなかったと述べた。また、銀行に貯蓄を預けていた人々を救済することが、自身の最優先事項だと強調した。
なお、木曜日には大統領の辞任について判断するため、国会で特別会合が招集された。しかし、必要な数の議員が出席しなかったため、結論は出なかった。その後、金曜日の朝から弾劾審理を開始することが決定された。
ペーニャ大統領の辞任を受け、ペドロ・エリアナ副大統領が大統領の職務を引き継ぐ見通しとなっている。