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世界的な海上紛争が海運と船員に深刻な危険をもたらす、IMO事務局長が警告
国際海事機関(IMO)のアルセニオ・ドミンゲス事務局長は、世界各地で続く紛争が、国際商業海運や船舶で働く乗組員に引き続き深刻な脅威をもたらしており、主要な海上航路の一部では船舶への攻撃が今も続いていると警告した。
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- 2026/11/03 19:19

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国際海事機関(IMO)のアルセニオ・ドミンゲス事務局長は、世界各地で続く紛争が、国際商業海運や船舶で働く乗組員に引き続き深刻な脅威をもたらしており、主要な海上航路の一部では船舶への攻撃が今も続いていると警告した。

国際海事機関(IMO)のアルセニオ・ドミンゲス事務局長は、世界各地で続く紛争が、国際商業海運や船舶で働く乗組員に引き続き深刻な脅威をもたらしており、主要な海上航路の一部では船舶への攻撃が今も続いていると警告した。
英国の首都ロンドンで開催されたIMO理事会第138回会合の開会式で演説した同事務局長は、ホルムズ海峡、紅海、バブ・エル・マンデブ海峡、東地中海、黒海、アゾフ海で商船が攻撃を受けており、罪のない船員たちがその影響を被っていると述べた。
ドミンゲス事務局長は、海事従事者が自らとは無関係の紛争の犠牲になっていると指摘した。また、一部の船員に対する恣意的な制限、差別的な扱い、懲罰的措置は容認できないと述べ、適切な機会があれば今後もこの問題を提起し続ける考えを示した。
ドミンゲス事務局長は、西インド洋およびアデン湾で海賊行為や武装強盗事件が増加していることについても、深い懸念を表明した。
同事務局長によると、これらの地域では2026年に入り、海賊行為が大幅に増加している。
同氏は、この状況と、それに対応するためにIMO事務局が実施している活動の詳細について、理事会の会合中に報告すると述べた。
また、今回の会合では、組織の運営規則の改正案や、業務の効率化を目的とした追加提案など、複数の重要事項について決定を行う必要があると説明した。
理事会には、2026~2027年度予算に関する最新情報が提出されるほか、2028~2029年度予算の基本的な枠組みについても協議が行われる予定だ。
事務局長は、IMOの「世界統合海運情報システム(GISIS)」の改善に向けた第2段階の取り組みと、組織のデジタル能力を強化するプロジェクトについて、資金承認の必要性を強調した。
同氏は、これら2つの取り組みが技術協力の提供にとって極めて重要だと述べた。
また、提案されている財政措置は、現在の経済状況を踏まえ、加盟国に追加的な財政負担が生じるのを最小限に抑えることを目的としていると説明した。
理事会では、2027年のIMOジェンダー平等賞の受賞者を選定する委員会の設置を推奨する提案についても、承認が検討される予定だ。
演説の最後に、ドミンゲス事務局長は、スペインのトレド県ウルダ近郊で発生した高速列車2編成の衝突事故について、深い哀悼の意を表明した。この事故では複数の死者と負傷者が出た。
IMOを代表して、同氏はスペイン政府と国民に哀悼の意を伝えるとともに、犠牲者の遺族や負傷者への連帯を表明した。