米核兵器関連施設で火災、緊急事態宣言 職員1人が負傷
米エネルギー省によると、サウスカロライナ州にある米国の核兵器計画を支援する大規模な原子力研究施設で火災が発生した。火災は水曜日の夕方、サバンナ・リバー・サイト(SRS)近くに位置するサバンナ・リバー国立研究所で発生し、その後、消し止められた。
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- 2026/10/30 20:47

米エネルギー省によると、サウスカロライナ州にある米国の核兵器計画を支援する大規模な原子力研究施設で火災が発生した。火災は水曜日の夕方、サバンナ・リバー・サイト(SRS)近くに位置するサバンナ・リバー国立研究所で発生し、その後、消し止められた。

米エネルギー省によると、サウスカロライナ州にある米国の核兵器計画を支援する大規模な原子力研究施設で火災が発生した。火災は水曜日の夕方、サバンナ・リバー・サイト(SRS)近くに位置するサバンナ・リバー国立研究所で発生し、その後、消し止められた。
同省は声明で、「被災した建物の外で汚染は確認されていない」と述べた。緊急対応手順が発動され、対応活動に関与していない職員には、予防措置として作業を中止し、安全な場所にとどまるよう指示が出された。施設への進入交通は停止され、周辺の鉄道、河川交通、航空交通も制限された。
当局は午後9時45分に緊急事態宣言を解除し、放射線調査で検出可能な汚染は確認されなかったと発表した。安全上の制限措置は撤廃され、施設は木曜日から通常業務を再開することが認められた。
地元メディアによると、火災は1室に限定され、地表付近で未濾過の放射性物質が放出されたという。職員1人が軽傷を負い、病院に搬送された。
サバンナ・リバー・サイトは、冷戦期の1950年代初頭に設立され、当初は米国の核兵器向けにプルトニウムとトリチウムを生産していた。生産用原子炉はすでに停止しているものの、この施設は現在も米国の核兵器備蓄の維持に重要な役割を果たしている。
SRSでは、核弾頭の爆発力を高めるために使用される水素の放射性同位体であるトリチウムの処理と補充が行われている。また、核物質の管理、放射性廃棄物の処理、環境浄化にも取り組んでいる。
米政府はさらに、核兵器備蓄の近代化計画の一環として、SRSに核弾頭用のプルトニウム・ピット(核分裂性物質の中核部)を製造する施設の建設を進めている。
今回の火災は、カナダ・アルバータ州にあるカナダ軍ウェインライト基地で、実弾射撃訓練中に火災が発生してから2週間足らずで起きた。この事故では、兵士4人が死亡し、39人が負傷した。
カナダ軍によると、強風によって火災が急速に拡大し、兵士が展開していた区域をのみ込んだ。カナダ軍は先週、27人が引き続き入院しており、12人が退院したと発表した。